高樹沙耶の逮捕〜大麻合法化の是非を考えること・ロボットにならないこと
高樹沙耶さんが逮捕されましたね。
この夏の参議院選挙に、医療用大麻の解禁を訴えてエントリーしていました。
【参院選・東京】「相棒」出演の女優・高樹沙耶氏のぶっ飛び選挙戦、公約は医療大麻の解禁「覚醒剤とは区別すべきです」(1/2ページ) - 産経ニュース
先日は、大麻栽培を村おこしにと取り組んでいた会社代表が逮捕されています。
「大麻で町おこし」取り組んでいた鳥取県智頭町の会社代表が大麻取締法違反容疑で逮捕「使用目的で所持」(1/2ページ) - 産経ニュース
大麻が規制の対象であるべきかどうかはきちんと研究される必要がありますね。現在日本で規制されているからダメ、というのも、世界では認められているからいいのではないか、というのも、(当たり前ですが)どちらも意見とは言えないものですし。
それはそれとして、医療用大麻は認められるべきという主張の人が(医療用でなく自らのために)大麻を使用することになるというのは、まあ当然そうなるなあ、と思うくらいで、特に悪いともなんとも思わないです。
「法律違反なんだからやっちゃいかんだろ」という意見も多数見ますし、警察が逮捕するのもそれはそれでいいのですが、法律を破ったということだけで世の中の人が彼女を非難するのはおかしいでしょう、と思います。
一体それが世の中にどのような影響をもたらすのか、という点をきちんとみてから、評価をすべきだと思います。
みんなが法律を無視するような文化ができたら世の中が壊れてしまう、という意見もみましたが、確かにそういう面はあるかもしれませんね。
その意味では、人がいちいち考えて行動しなくてもすむようにするために、いろんなルール・規制は定められているということかもしれません。
でも、何が悪くて何が良いのかというような他人や事件に対する個々人の評価くらいは、世の中のルールを参照するのではなく、自分の信念とか良心などというものに従って考えたいものだな、と思います。
そうでなくては、ロボットと変わりのない存在になってしまいますから。
ご本人は否認されているということなので、事実が定まっているものではありませんが、一般的な意見としてこう思います。