事件屋稼業

気持ちに素直に日々を書いていきます

匿名性といわゆるネットの“荒廃”について

思い立ってブログを書いてみます。facebookTwitterも寂しくなってきたこの頃ですが、世の中と繋がっていたい感情は止まりません。Instagramは敷居が高く、ポケモンGoにも飽きた僕には、既にはてブのみが残された最後の砦です。初めてのブログ開設です。かなりドキドキしてます。いつか炎上する日がきたらどうしよう、などとワクワクしてます。

炎上といえば、ネットでの「匿名議論」というのも積年の懸案です。昨今の炎上騒動や批判合戦などがある度に、「匿名の数名による心無い中傷の拡散」みたいなものが問題になるし、「本当に気味が悪い」と僕自身感じることも多いです。おっかない世の中です。

でも、「俺たちは実名でリスク背負って喋ってるんだ」「匿名の輩の意見など無視すべき」みたいな実名派の有名人の方々の意見も、これはこれでなんだかなあと思ってしまいます。それってリスクってものでもなくて、いわゆる一般人にはできない振る舞いを、できる人(もしくはそれを商売にしようとする人)がやっているだけという感じもします。

いわゆる有名人な人たちの意見は、そのバックボーンや取り巻きによって歪められたり、勝手に歪めて受け取ってしまったりしがちという問題点もあります。バックボーンが影響することは理解を深めるためにいいかもしれませんが、肩書きによって受け入れやすさが変わるというのは、本質的でありません。

選挙とかが匿名なのは、人間は実名を明かした場合には正直な意見を言えないものだ、という前提に立っているわけですね、きっと。やっぱり怖いですもんね。でも、今の匿名のネットの書き込みが、世の中の多数の人の本心だとは思いたくないですけど。

結局、どんな風にネットがなればいいかというと、個人に精神的・肉体的な危害が及ぶことない前提で各人が自分のプロフィール・背景を明かし、各人の意見がその人の有名無名に左右されずに受け入れられ、その上で建設的な議論ができることだと思うわけですが、今のところは実名・匿名のどちらのコミュニティにもメリデメがありますね。なんか、そういうサービスができればいいのだけど。

そんなわけでここでは、慎重にソロソロと、しかしながら正直な意見というものを、書きとめていきたいなと思っております。